SEO対策

【超入門】SEO対策でアクセスアップ!初心者向けに解説

SEOの基礎
こんなお悩みありませんか?

・SEO対策って何から始めればいいの?
・SEOって難しそう…初心者でも自分でできるの?

インターネットが普及した今、Webサイトを持つことは企業や個人にとって当たり前の時代となりました。でも、せっかくWebサイトを作成しても、検索結果で上位に表示されなければ、多くの人に知ってもらうことはできません。

そこで今回は、Webサイトを検索エンジンで上位表示させる「SEO対策」について、初心者でも理解しやすいように解説します。

このブログ記事を読むとわかること

  • SEO対策とは何か?
  • なぜSEO対策が必要なのか?
  • SEO対策でどんな効果が期待できるのか?

このブログ記事を参考に、あなたもWebサイトを検索結果で上位表示させて、多くの人に知ってもらいましょう!

SEO対策とは?

SEOはSearch Engine Optimization」の略で、簡単に言えば、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、あなたのホームページWebページを目立たせるための対策です。

なぜSEOが必要なのかというと、検索順位が低いほど、クリック率は低くなるからです。

検索エンジンにサイトのページが表示された回数(インプレッション数)のうち、実際にクリックされた回数の割合(CTR)は下記の通りです。


データの提供元:https://www.seoclarity.net/mobile-desktop-ctr-study-11302/

例えば、検索結果で1ページ目の1番上に表示されたとしても、クリック率はたったの約14%しかありません。100人に表示されても、14人しかクリックしないということです。

10位以下になると、クリック率はさらに低くなります。

2ページ目以降に表示されたら、クリック率はさらに下がるでしょう。

検索順位が下がると、どんどんクリックされる可能性が低くなっていきますね。

なので、SEO対策をして上位に表示させることが、Webサイトをクリックしてもらう秘訣です!

SEO対策の考え方

SEO対策の近道は、Googleの「ユーザーファースト」

私たちが日頃から調べ物に利用しているGoogleやYahoo!などのサイトは、検索エンジンと呼ばれています。

検索エンジンは、インターネット上の膨大な情報の中から、ユーザーの検索意図に合った情報を素早く見つけ出すための仕組みです。

代表的な検索エンジンとしては、以下のものがあります。(2024年6月時点)

データ参照先:Statcounter Global Stats

  • Google: 世界シェア約90%を誇る、最も利用されている検索エンジン
  • Yahoo! JAPAN: 日本国内で高いシェアを誇る検索エンジン
  • Bing: マイクロソフトが提供する検索エンジン
  • Baidu: 中国で最も利用されている検索エンジン

その中でも圧倒的なシェアを誇るのがGoogleです。

世界平均で9割以上の驚異的なシェア率をもっていて、日本国内でも7割以上のユーザーがGoogleを利用しています。

実は、Yahoo!もGoogleの検索エンジン技術を採用しているため、Googleとほぼ同じ検索結果が表示されます。

つまり、検索結果の上位に表示されるためには、このGoogleの評価システムに沿ってWebサイトを作ればOKです。

Googleの理念とSEOの関係性

検索エンジン結果ページ上位表示を目指すなら、Googleの気持ちを理解することが必須です!なぜなら、Googleは次のミッションを掲げ、「ユーザーファースト」の精神があるからです。

「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」

Googleは、人々の悩みを解決することで社会に貢献し、価値を提供しています。

つまり、ユーザーの悩みを解決できる可能性が高いWebページこそが、上位表示されるということです。

Googleが掲げる10の事実の中で「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」という理念が書いてあるように、SEO対策ではユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成することが重要です

検索エンジンので順位が決まる仕組み

検索エンジンで上位表示を目指すなら、まず理解すべきは「検索エンジンがどのように情報を収集し、順位を決めているのか」という仕組みです。

検索エンジンは、主に以下の3つのステップで順位を決定します。

1. 情報収集:世界中のサイトから情報を集める「クロール」

検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれるプログラムを使って、インターネット上のあらゆるサイトを巡回します。

世界中の家々を訪問して、新しい情報や更新された情報を探していくイメージです。

2. 情報整理:探してきた情報を分類・登録する「インデックス」

クローラーが収集した情報は、「インデックス」と呼ばれる巨大なデータベースに登録されます。

これは、図書館の蔵書目録のようなもので、検索エンジンが効率的に情報を検索できるように整理されています。

3. 価値判断:情報に順位をつける「ランキング」

ユーザーが検索ワードを入力すると、インデックスに登録された膨大な情報の中から、最も関連性が高く、質の高い情報を抽出して順位を決めます。

これが、検索結果に表示される順番の仕組みです。

なので、一生懸命記事を書いても、検索エンジンに認識されなければ、誰も見つけることができません…

つまり、検索エンジン上位表示を目指すためには、世界中を巡回しているクローラー(ロボット)が、あなたのWebサイトをスムーズに認識できるようにする必要があります。

これを「クローラビリティを良くする」と呼びます。

そして、この「クローラビリティを良くする」ための対策を「内部対策」と言います。

SEO対策の種類は2種類

検索エンジンで上位表示を目指すなら、内部対策外部対策の2つの側面から対策を進めることが重要です。

内部対策は、自分のサイトを使いやすく、見やすく、情報が整っていることで、検索エンジンに「質の高いサイト」であることをアピールするものです。

外部対策は、他のサイトからリンクを紹介してもらうことで、検索エンジンに「信頼性の高いサイト」であることをアピールするものです。

例えると、

  • 内部対策は、自分の部屋を掃除して、整理整頓すること。
  • 外部対策は、友達や家族に自分の部屋を褒めてもらうこと。

つまり、

  • 内部対策は、サイトの質を内部から高めること。
  • 外部対策は、サイトの質を外部から高めること。

それぞれの対策内容と重要ポイントを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

内部対策:サイトの土台をしっかり作る

内部対策は、サイト内部のコンテンツや構造を最適化することで、検索エンジンに「このサイトは質の高いサイトですよ!」とアピールするものです。

内部対策のポイントは下記の3つです。

・わかりやすい文章を書く
・必要な情報を整理する
・サイトの構造をわかりやすくする

内部対策をしっかり行うことで、次のメリットがあります。

・ユーザーにとって使いやすいサイトになる
・検索エンジンから評価されるようになる
・より多くの人にサイトを見てもらえるようになる

内部対策を意識して、ユーザーにとって価値のあるサイトを作成することが、内部SEO対策の成功への近道となります。

外部対策:信頼性を高めて認知度を獲得

外部SEO対策は、自分のサイトの外部つまり、他のサイトから被リンクを獲得することで、検索エンジンに「このサイトは信頼できるサイトである」と認識してもらい、上位表示を目指すための施策です。

外部対策のポイントは下記の3つです。

・高品質なサイトで、自然に紹介してもらえる
・関連性の高いサイトから紹介してもらえる
・多様な被リンクを獲得できる(SNS、ブログ、プレスリリース等)

つまり、「このサイト参考になるよ!」とたくさんの人に紹介してもらえることです。

外部対策をしっかり行うことで、次のメリットがあります。

・検索エンジンからの評価が上がる
・サイトへの流入数が増える
・ブランド認知度があがる

コツコツと努力を続ければ、検索エンジン上位表示される効果が期待できますよ!

SEO対策でやってはいけない7選

正しい知識を持たずにSEO対策を行うと、かえって逆効果になる可能性があります。

Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」等から、SEO対策で絶対やってはいけない7つを抜粋してご紹介します。

SEO対策でやってはいけないこと

①ページ内容と無関係なタイトルをつける
②ユーザーにとって有益でない極端に長いタイトルを使う
③誤字脱字や文法の間違いが多い、いい加減な文章を記述する
④サイト上にコンテンツの複製やほぼ同じバージョンを掲載する
⑤検索エンジン向けの不必要なキーワードを大量に挿入する
⑥コピーコンテンツを作成する
⑦モバイル端末での表示を考慮していない

SEO対策で効果を上げるためには、上記のことは避けていきましょう!

まとめ

SEO対策の考え方で、一番大事なのはユーザーファーストです。

Googleも、ユーザーにとって価値のあるサイトを上位表示したいと思っています。

つまり、ユーザーが求めている情報をわかりやすく、丁寧に提供することが重要なんです。

なので、今日からGoogleの気持ちになって、ユーザーにとって最適なWebサイト作りを始めてみましょう!

このブログ記事が、あなたのSEO対策のヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。