・どのようにSEO対策を実施すればいいかわからない
・「内部SEO対策」の具体的なステップやツールの使用方法が分からない
SEO対策って情報がたくさんあるので、どれを設定したらよいかわからなくなってしまいますよね。でも、安心してください。今回の記事では、初心者でも簡単に取り組める具体的なSEO対策をわかりやすく解説していきます。
SEOの基本をしっかり押さえることで、初心者でも上位にランクされる可能性があります!特に内部対策は、SEO対策の最初の大切なステップです。
このブログ記事を読むとわかること
- SEOをゼロから始める具体的な手順
- 最低限押さえておきたいSEOの基本
- 内部SEO対策の基礎
SEOの内部対策とは
検索エンジンで上位表示を目指すなら、内部対策と外部対策の2つの対策を進めることが大切ですが、最初は、内部対策を先にやっていきます。なぜかというと、内部対策は自分自身でもできることだからです。
内部対策は、自分のサイトを使いやすく、見やすく、情報が整っていることで、検索エンジンに「質の高いサイト」であることをアピールするものです。(今回の記事はこちらを内部対策について解説していきます。)
外部対策は、他のサイトからリンクを紹介してもらうことで、検索エンジンに「信頼性の高いサイト」であることをアピールするものです。
外部施策とは、他のウェブサイトに自分のWebサイトへのリンクを紹介してもらうことなので、あなたのサイトが他人にとって価値があり、紹介したくなるようなものでないといけません。
なので、まずは内部対策から実施していきましょう1
内部対策がちゃんとできていれば、あなたのWebサイトに価値がでて、他の人にも有益だと思ってもらえるチャンスがでてきます。
SEOの外部対策について知りたい方はこちら
SEOの内部対策が大切な理由
①Googleに自分のサイトをきちんと評価してもらうため
②ユーザーに役立つコンテンツを提供するため
最初にやるべきSEOの内部対策9選
Googleのクローラー、つまりWebを巡るロボットは、世界中のたくさんのWebサイトを見て回って、情報を集めています。このロボットがたくさんのWebページを見ることを「クロール」と言います。
毎日、たくさんの新しいページができるので、このロボットはとても忙しいんです。だから、私たちのWebサイトがロボットにしっかり見てもらえるように、Webサイトをきれいに整えておく必要があります。
Webサイトをロボットがスムーズに見ることができるように、今回は、初心者が最初にすべきSEOの内部対策9選をご紹介していきます。
①SEO対策の基礎: ターゲット目線のキーワード選定
最初に大切なのは、読み手が何を知りたいかを考えて、それにぴったりのキーワードを選ぶこと。次のようなツールを使って、どの言葉がよく検索されているか調べることができます。
ツール名 | 特徴 | 価格設定 |
Googleキーワードプランナー | 一定の広告費をGoogle広告で出稿していない場合は、月間の検索ボリューム(検索回数)が曖昧に表示される | 無料 |
Ubersuggest オススメ |
多機能で使いやすい | 無料版は1日3回まで 有料版は月額2,999円~ |
Ubersuggest(chrome拡張機能)オススメ | 無料のchrome拡張機能 | 無料版で1日40回まで |
ラッコキーワードオススメ | シンプルで使いやすい | 無料版は1日30回まで 月額¥440~ |
キーワードを決めたら、実際に、Google検索してみて、どんな内容の記事が上位表示されるか確認してみてくださいね!
②クリック率アップのコツ: わかりやすいタイトルと見出し
ブログ記事のタイトルは、検索結果で最初に表示される重要なものです。記事を開いてもらうためには、興味をそそるタイトルと見出しが必要ですね。でも、タイトルと記事の内容が一致していないと、せっかくクリックしてもらってもすぐに離脱されてしまうので注意しましょう。
ターゲットとなる読者のお悩み・知りたいことを明確にして、それに合うキーワードをタイトルにいれてくださいね。
③グッと読みやすく:わかりやすい見出しタグの設定
見出しタグ(H1, H2, H3…)を使って、記事の構造をはっきりさせることがポイントです。大見出しにはH1タグを使い、その下の小見出しにはH2やH3タグを使って、読み手がスムーズに内容を理解できるようにしましょう。
ワードプレスがJINの場合、タイトルがH1なので、本文はH2から使います。
階層が深くなりすぎると、文章が複雑になり、読みにくくなってしまいます。基本的には<H4>までを使いましょう。
Googleのクローラーは、この見出しもしっかり読みにきます。
Googleクローラーは、Google検索のためにWeb上の情報を収集する自動プログラムです。常にインターネット上の膨大なページを巡回して、新しいページや更新されたページを見つけて、その情報をGoogleのインデックスと呼ばれるデータベースに登録しています。
③ユーザーを惹きつける: 記事の要約「メタディスクリプション」
メタディスクリプションとは、検索結果画面で各ページのタイトルの下に表示されるものです。
メタディスクリプションは、①検索エンジンにページの内容を理解させる役割と、②ユーザーがクリックするかどうか判断してもらう役割の2つがあります。
①検索エンジンにページの内容を理解させる役割
②ユーザーがクリックするかどうか判断してもらう役割
メタディスクリプションがわかりやすく書いてあると、どんな内容のページなのかすぐに理解できて、自分が探している情報なのかどうか判断しやすくなります。
メタディスクリプションを書くときのポイント
・ページの内容を簡潔にまとめる
・わかりやすい言葉を使う
・ターゲットとなるキーワードを含める
・興味を引くような文章にする
具体的なやり方は、プラグイン「All in One SEO」を使えば、簡単にメタディスクリプションを設定することができます。プラグイン「All in One SEO」について知りたい方はこちら。
メタディスクリプションは、インターネットで情報を求めている人にとって、とても便利な機能です。ぜひ活用していきましょう!
④サイト内回遊率UP!: 内部リンクの最適化
記事に自分の他のページへのリンクを組み込むことで、訪問者が自分のWebサイト内を自然に巡れるようになります。そうすると、サイトでの時間が長くなり、もっと多くのページを見てもらえるかもしれません。
これは、サイト内の回遊率があがるともいいます。これにより、SEO効果も上がります!
内部リンクを貼るコツ
①リンクのテキスト(アンカーテキスト)は、リンク先の内容が分かるように具体的に書きましょう。「こちら」や「クリック」と書かず、具体的な内容にしましょう。
例:
✖「関連記事はこちら」
〇「【超入門】SEO対策でアクセスアップ!初心者向けに解説」
②関連性の高いページ同士をリンクさせることで、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるようにしましょう。
⑤迷子解消: パンくずリストの設置
パンくずリストは、訪問者がサイト内で今どこにいるかを示す小さな案内表示です。
このサイトではサイトの一番下に表示されています。
これです↓↓↓
クローラーにとっての利点
パンくずリストを使用すると、クローラーがサイトの内部の構造を把握しやすくなります。Googleもパンくずリストの使用を推奨していて、パンくずリストを設置していれば、サイトのSEO(検索エンジン最適化)効果が高まります。
WordPressでの設定方法
パンくずリストを有効にする方法は以下の通りです。
①WordPressの管理画面にログインします。
②「外観」タブをクリックし、「カスタマイズ」を選択します。
③「その他設定」を選択します。
③「パンくずリストの表示」を見つけて、「表示」にチェックを入れます。
④「公開」ボタンをクリックして設定を保存します。
WordPressの有料テンプレートでのパンくずリスト
JINなどのWordPressの有料のテンプレートでは、初期設定としてパンくずリストが含まれているため、特別な設定は必要ありません。
パンくずリストの設置は、サイト内の案内だけではなく、検索エンジンによるサイトの評価もあがりますので、ぜひ、設定してくださいね!
⑥検索エンジンへの道標: XMLサイトマップ送信
サイトマップは、サイト内のすべてのページを検索エンジンに教えるリストのようなもの。
せっかく書いた記事なのに、なかなか検索結果に表示されなくて困った時に役立つのが「XMLサイトマップ送信」です。
これを定期的に送ると、新しいページもすぐに検索結果に表示されやすくなります。
XMLサイトマップは、ブログの地図のようなもので、どんな記事があって、どこにつながっているのかを検索エンジンに教えてくれます。
検索エンジンは、XMLサイトマップを読むことで、ブログの構造を理解して、効率的に記事をクロール(巡回)することができます。
つまり、XMLサイトマップを送信することで
・ブログの記事が検索エンジンに早くインデックスされる
・検索結果に表示される可能性が高まる
・ブログ全体のSEO対策に効果がある
という嬉しいメリットがあるんです。
WordPressの方は、別記事でサイトマップの送信方法をくわしく解説していきますね。
⑦スマホユーザー必見: モバイル対応で快適アクセス
今はスマホからのアクセスが多いので、スマホで見ても快適に使えるサイト作りが大切です。どんなデバイスからでもサイトがきれいに表示されるようなデザインを心がけましょう。
JINのようなモバイル対応しているWordPressの有料テーマを使ったり、Lighthouse というGoogleの拡張機能ををつかうこともできます。
私は、実際にスマホで記事を確認しています。結構、改行の位置がおかしかったりするので、実際にみてみることをオススメします!
⑧安心・安全なサイト: SSL化でセキュリティ強化
まとめ
今回の記事では、初心者でも簡単にできるSEOの内部対策のポイントを9つご紹介しました。
この9つのポイントを意識して、まずは、今日からできることから始めてみましょう!
①SEO対策の基礎: ターゲット目線のキーワード選定
②クリック率アップのコツ: わかりやすいタイトルと見出し
③グッと読みやすく:わかりやすい見出しタグの設定
③ユーザーを惹きつける: 記事の要約「メタディスクリプション」
④サイト内回遊率向上: 内部リンクの最適化
⑤迷子解消: パンくずリストの設置
⑥検索エンジンへの道標: XMLサイトマップ送信
⑦スマホユーザー必見: モバイル対応で快適アクセス
⑧安心・安全なサイト: SSL化でセキュリティ強化
これらの基本的な対策を一つずつ着実に進めることで、あなたのブログは検索エンジンから評価されやすくなり、より多くの人に読んでもらえるようになります。
SEOは、すぐに結果が出るものではありません。でも、コツコツと努力を続けることで、だんだんと成果がでてきますので、がんばりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。