ビジネスやマーケティングで使われるテクニックの一つとして
返報性の原理というものがあります。
返報性の原理とは、相手から何かをしてもらった時に、
自分も何か返したいと感じる心理的な法則です。
例えば、スーパーの試食コーナーで試食をしたら、買わないと申し訳ない気持ちになるのが、返報性の原則です。
この記事では、見返りを求めない返報性の原理をビジネスで活用して集客する方法についてご紹介します。
・集客がうまくいかない
・頑張っているのに売り上げが上がらない
・返報性の原理をビジネスに活用する方法がわからない
この記事を読むとわかること
・返報性の原理で集客する方法がわかる
・返報性の原理の上手な使い方がわかる
・返報性の原理を日常生活でも活用できるようになる
今回も、日本の有名なトップマーケターから学んだ事をお伝えしていきます!
集客できるWebマーケターになるには
結論からいうと、返報性の原理で集客するには、
相手に見返りを求めずに、無償のGIVEを与え続けることです。
ここでいう無償のGIVEとは、物だけでなく、
相手が喜ぶような行動やアイディアも含みます。
ここで大切なのは、ギブ&テイクの概念を外して、
一切見返りを求めずに与えること。
これがとっても重要です。
なぜなら、相手に見返りを求めていると察知されてしまうと、すっと離れていってしまうからです。
もし相手が見返りを求めて、何か助けてくれてるってわかると、恩着せがましいと思うし、せっかくの行為も、興ざめしませんか?
逆に、自分が何か相手のためにしてあげた時に見返りを求めなければ実はちゃんと返ってくるんです。
例えば相手が何かやろうとしていることに対して、すごい魅力的ないいアドバイスが見つかって思いついた時に相手に提案してみたとします。
これが見返りを求めていないと感じたら相手はすごく喜ぶんです。
見返り求めてなければ純粋に感謝されます。
純粋にありがとうという気持ちがあるから、お返ししたい人が増えていきます。だからいざというときに、ワッと人が集まってきます。
これが返報性の原理を使った集客方法になります。
だから重要なことは見返りを求めないことです。
これができるかどうかが人生の境目になってきます。
集客ができれば、売上もアップしていきますしね!
返報性の原理で集客する方法
①何かする度にいちいち見返りを求めない
②相手が喜んでくれたら嬉しい!以上!終了!ぐらいの感覚をもつ
③今、何か相手の力になれるならいい!という考え方を持つ
なぜ人は見返りを求めてしまうのか
自分が何か相手のためにしてあげた時に見返りを求めなければ実はちゃんと返ってくるのに、ほとんどの方は見返りを求めてしまいがちです。
これには理由があって、今の会社員、アルバイトなど雇われて稼ぐって働き方に慣れている方が多いからです。
例えば雇用されて何か仕事をするということは、自分の時間やエネルギー(労力)を切り売りしているわけです。
なので時間とエネルギーを使った分は、お金をもらえるのが当然でしょ、と思っている方が多いんですね。要するに、ギブ&テイクだと思っているんです。
ギブ&テイクの考え方では、相手からすると何かされるたびにこの人恩きせがましい、うざー!となってしまうので、関わりたくなくなるんです。
だから人は離れて行ってしまうのですね。
日本の雇用体系がそうなっていると思うとなんか残念ですが、私たちは、ギブ&テイクの概念を外した無償のGIVEの考え方でいきましょう。
成功しているマーケターは実はこんなこともやっている
本当に成功している方の共通点
・常に一定料寄付をしている
・常にボランティアを習慣化している
これって本当に見返り求めていないですよね。
見返り求めずに何か行動することが習慣化している人には、成功している方が多いです。
いま何か相手の力になれるんだったらいい!という考え方を持てるかどうかが大切です、
ふと思い出したんですが、
私は以前、1年間だけ区役所の中の社会福祉法人で働いていたことがありました。あることに寄付して下さった方に、粗品としてタオルをわたしていたのですが、わずか10円だけわざわざ窓口に持参して、手続きをしてタオルを持ち帰る男性がいました。
10円だと、タオル代にもならない。。。これって、寄付じゃなくて、完全に見返りをもとめた寄付ですね。世の中にはこんなおかしな変な人がいる、、、と思った一件でした。
あなたが見返りを求めなければ、結果として循環するエネルギーの量がものすごく増えるので結果としてあなたはものすごく豊かになります。
もし、今、豊かと感じていないなら、見返りを求めているからかもしれません。
これが分かるようになるとマーケティングもうまくなります。
返報性の法則がマーケティングに繋がるワケ
結局マーケティングをするときに、集客をしなければいけないときがきます。
集客する時に1番簡単に集客できるパターン
例えば、お世話になっている人から、「来週こういうイベント開くから良かったら来ませんか」って言われた時にすごいお世話になっている人から言われたら、あなたは、「是非行きます!」ってなりますよね。
普段すごいお世話になっていたり、すごく良くしてくれている方からの誘いが来たら、人が集まってくるものなんです。
テクニックじゃないですね。お世話になっているから、今度は、逆の立場でお返ししているんです。
この原理がわかってきましたね。
逆に自分が集客する立場になるなら、普段からどれだけいろんな人に見返り求めずにとにかくギブをしているかです。
常に見返り求めずギブしまくっていればいざって時に集客できるんです。
相手が返したいと思ってくださるので、自然と返ってくるんですね。
ですが、普段いっぱいギブしているけど、いちいち見返り求めて、会った時に、普段私がこれだけのこと知ってやってるんだから来れるよね?!みたいな感じの圧をかけられても、引いてしまいますよね。
どれだけいいことしてもらっても、距離をおきたくなります。
集客が強い人っていうのはとにかく見返り求めずにどんどんギブするタイプの人たちです。
GIVEするに値しない人
無償のGIVEを与えましょう!という話をすると「ギブしてもギブしても全然返ってこないんです!」みたいな人たちは結構います。
それは、ギブする相手が間違っているかもしれません。
そのような人たちは、
・ただでもらえるのが当たり前だと思っている乞食みたいな精神の人
・人のエネルギーを奪うことに慣れている人
・奪うことを喜びとしている人
・奪うこと、頂ける、もらえることに価値を感じて満足している人
そういう人たちにギブをするのは、あまり意味がないです。
だから成功しているマーケターは、そういう気質の人たちとは付き合うことがありません。
そうではない人、というのは普通の感覚の人でいいのです。普通の感覚の人とは、何かを見返り求めずによくしてもらったときに普通にありがとうございますという感謝の気持ちが湧く健全な精神の方です。
こんな方とお付き合いしていれば、ギブしてれば全部返ってきます。
GIVEする相手を間違えないようにしていきましょう。
集客初心者がやりがちなミス
まとめ
返報性の原理で集客するには、
相手に見返りを求めずに、無償のGIVEを与え続けること
ここで大切なのは、ギブ&テイクの概念を外して、一切見返りを求めずに与えること。
そうすると、いざ集客したいときに、人が集まってきます。
私もこの考え方をもっと早く知っておきたかったです。私の周りをふと見渡してみると、無償のGIVEの精神で溢れている人がたくさんいます。めちゃめちゃ自分は恵まれているなと感じます。
私も、常日頃からいろんな方に見返り求めず純粋なギブを意識してお届けしていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。